Wednesday, August 5, 2015

[夏の修行]★ 座禅 & 朝ヨガ




今年は、夏を日本で過ごしています。金沢に帰省中のナディアです。★

連日猛暑の真夏日が続いていますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?暑中お見舞い申し上げます。


暑さはシンガポールのそれと劇的には変わらないのですが、朝から晩まで蝉がものすごい勢いで鳴いているのでそれが灼熱を倍増させている気がします。でも、この短い夏を精一杯に味わおうしている感じ(蝉も人も!)、日本の夏の独特の空気感が大好きで、子どもの頃に味わったあの夏休みのワクワク感が蘇ってきました。蚊取り線香の匂いや、花火のあとの火薬の匂い、エアコンが効いたお部屋で飲む麦茶の香ばしい味と、母が切ってくれる冷たいスイカ。そんな昔から知っている「夏」を発見する度に、五感が刺激されて、「あ〜、日本の夏!」(I missed you!!!) といちいち感動しているナディアです。


そうそう。小学校の頃、夏休みに、担任の先生の趣味(?)で、大乗寺の座禅体験に連れてきてもらったことがあり、なぜか突然その記憶が蘇り、座禅をしよう!とある朝、思いたちました!

"無の境地"とはどんなか?を体感したくて、金沢訪問中の愛弟子で可愛い妹の郁恵と早起きして、朝3時起床&4時集合と言うとんでもない時間に待ち合わせし、大乗寺の座禅に参加してきました。


金沢近郊にある大乗寺は、加賀藩主の前田利家が埋葬されたお寺で、裏山には前田家のお墓もあります。境内は、それはそれは荘厳な雰囲気。背筋がいきなりピンっと伸びましたよ・・。

お寺周辺はお土産屋さんなどもなく、いわゆる観光ナイズされた場所ではありません。700年余りの歴史と伝統を堅持する由緒正しい禅寺です。


日の出と共に鳴き始める蝉の鳴声に包まれながら、呼吸だけに集中して、ひたすら心を無にする60分間。古刹の凛とした空気の中、静かに自分と向き合う時間がとても貴重に思えました。


太陽が昇るに連れて、蝉の鳴き声(音色)が少しずつ変化していき、まるでオーケストラのよう。右から、左から、後ろから、違う種類の鐘がなるのが聞こえてきて、半目状態の目に朝日が飛び込んできました。

何も考えない!無心になる!つもりでしたが、集中力が続いたのはたった20分程度。前のことや先のことを考えたり・・とにかく、雑念だらけ。w

禅にはまっていたと言うあのスティーブン・ジョブズも、座禅をしながら、「今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」(←かの名言!)について考えていたのかな?



ジョブスの名言のように、"今日がラストでも後悔しない生き方" を、私はたぶん10代後半頃から意識してきました。忙しく動き回らないと気が済まない性格と、そのライフスタイルが好きで、ずっと続けてきましたが、ここ数年は、「忙しい」という文字通り、もしかすると、心を亡くしかけたことがあったかもしれません。

時々、こんな風に、静かに自分と向き合う時間を作り、心を白に戻して次の色を付けるためにリセットする作業も必要なのかな?と。それは、人生を彩り、豊かな感性と共に生きていくために、大切なことなのかな?と、座禅中にずっと考えていました。(←全く無になっていないw)


座禅終了後は、約30分間の朝のお経にあい、清めた心で鐘を鳴らして、お寺を後にしました。それでもまだ午前7時過ぎという・・。まさに、究極の朝活ですね。


早起きは三文の得!

ということで、朝ヨガへハシゴすることに・・。

金沢市窪にあるヨガスタジオOrdermade yoga room CUREYで午前8時から90分間のハッタヨガのプライベートレッスンを受講しました。

Mayumi先生の豊富な知識と親切丁寧な説明で、色々なことが腑に落ちました。

歴史的にも哲学的にもヨガと座禅は繋がっている!なるほど、確かにヨガも仏教も発症はインドですものね。





ナディアの夏の修行は始まったばかり!♥(≧∇≦)

皆さんも、どうぞ良い夏をお過ごし下さい〜




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